当団体について

理念

本連盟は、企業・団体内における陸上競技の振興と加盟団体相互の交流を図るとともに、選手の育成・強化を通じて、中国地区ひいてはわが国の陸上競技界の発展に寄与することを目的とします。

中国実業団陸上競技連盟の誕生

日本実業団陸上競技連合の組織は、4地区連盟{関西連盟、中部連盟「以上 1955年(昭和30年結成) 」、西日本連盟、東日本連盟「1957年(昭和32年結成)」} により発足しました。しかし、1959年(昭和34 年)頃から組織の再編成により、中国連盟は、東洋工業(現マツダ)が、中心となり結成されました。

当初は、山口、島根県は西日本連盟に、広島、岡山、鳥取は関西連盟に所属していましたが、これでは中国地区として不自然である、と言う声がでて本来の中国5県にまとまって再編成されました。
中国連盟の結成式は、日本実業団連合の当時の山田秀介理事長、永井利平事務局長をはじめ4地区連盟からの代表者を招聘し、華々しく行なわれました。

この席上で、初代中国連盟会長に就任した、松田恒次東洋工業社長(当時)が、1964年(昭和39年)の東京オリンピックで「東京の空に、たとえハンカチのような小さいものであってもよい、“日の丸 ”を揚げたいばっかりにこの役目を引き受けた」と、披露されました。
(日本実業団連合30年のあゆみより)

中居正志会長写真

    会長  岡嶋正幸

沿革

年度 内容
1961
  • 1961年(昭和36年)7月17日、広島県宮島の東洋工業(現マツダ)迎賓館にて、松田恒次東洋工業社長(当時)のもと華々しく結成式をあげて誕生。
1962
  • 第1回中国実業団対抗陸上競技選手権大会が広島市の広島県営陸上競技場にて開催され東洋工業総合優勝し、初代のチャンピオンに。
  • 第2回大会以降は山陽3県の持ち回りで開催していたが、第35回大会(1996年) から三次市にて固定化し開催。
  • 第1回中国実業団対抗駅伝大会が宇部市~光市往復7区間91.6㎞で開催され東洋工業が4.46.29で優勝し初代のチャンピオンに。
  • 第2回大会以降安芸郡府中町~川尻往復で2回、光~由宇往復で6回、防府~徳地往復で1回、倉敷~笠岡往復で2回、1974年より広島県世羅町にて開催。
1967
  • 西谷一輔氏(東洋工業)が秩父宮章受賞。
  • 電電中国が第12回全日本実業団駅伝大会(83.0㎞)で初優勝(4.14.57)(伊勢市)
1969
  • 東洋工業が第14回全日本実業団駅伝大会(83.0㎞)を大会新で初優勝(4.08.11)
1970
  • 電電中国が第15回全日本実業団駅伝大会(99.4㎞)で2度目の優勝(5.00.59)
1971
  • 東洋工業が第16回全日本実業団対抗駅伝大会(99.4㎞)で2度目の優勝(5.02.08)
1974
  • 第13回中国実業団対抗駅伝大会を倉敷市から広島県世羅町に開催地を変更。
  • 鐘紡が第19回全日本実業団対抗駅伝大会(99.0㎞)を大会新で初優勝(5.01.42)
1976
  • 鐘紡が第21回全日本実業団対抗駅伝大会(99.0㎞)を大会新で2度目の優勝(4.58.42)
1977
  • 鐘紡が第22回全日本実業団対抗駅伝大会(99.0㎞)で3度目の優勝(5.00.10)
1985
  • 浜村秀雄氏(協和発酵防府)が秩父宮章受賞。<l/li>
1986
  • 貞永信義氏(鐘紡)が秩父宮章受賞。
1996
  • 鐘紡が第40回全日本実業団駅伝大会(86.3㎞)で4度目の優勝(4.14.33)(前橋市)
  • 中国実業団陸上競技連盟の事務局員を専従職員とし固定化。
  • 第35回中国実業団対抗陸上競技選手権大会を三次市にて固定化し開催。
  • 高岡寿成選手(鐘紡)が第26回アトランタオリンピックに出場(10000m 27.53.03)。
  • 三村 清登氏(デオデオ)が秩父宮章受賞。
1997
  • 清水康次選手(NTT西日本)が第18回東京国際マラソンで優勝(2.10.09)。
  • 清水康次選手(NTT西日本)と高岡寿成選手、服部孝宏選手(以上鐘紡)が第6回世界陸上アテネ大会に出場。
1998
  • 高岡寿成選手(鐘紡)がベルギーにて5000mの日本記録樹立(13.13.40)
1999
  • 山口衛里選手(天満屋)が第21回東京国際女子マラソンで優勝(2.22.12)。
  • 高岡寿成選手(鐘紡)がスペインにて3000mの日本記録樹立(7.41.87)
  • 清水康次選手(NTT西日本)がマラソンで、高岡寿成選手(鐘紡)が5000mと10000mで第7回世界陸上セビリア大会に出場。 (清水7位 2.15.50、高岡 5000m 14位13.47.44、10000m 12位28.30.73)
2000
  • 松尾和美選手(天満屋)がベルリンマラソンで優勝(2.26.15)。
  • 高岡寿成選手(カネボウ)が5000mと10000mで山口衛里選手(天満屋)がマラソンで第27回シドニーオリンピックに出場。(高岡 5000m15位 13.46.90、10000m7位 27.40.44、山口7位 2.27.03)
2001
  • 高岡寿成選手(カネボウ)がアメリカにて10000mの日本記録樹立(27.35.09)
2001
  • 松尾和美選手(天満屋)が第22回名古屋女子マラソンで優勝(2.26.01)
  • 油谷繁選手(中国電力)と松尾和美選手・松岡理恵選手(以上天満屋)が第8回世界陸上エドモントン大会のマラソンに出場。 (油谷5位 2.14.07、松尾9位 2.29.57、松岡22位 2.34.45)
2002
  • 高岡寿成選手(カネボウ)がシカゴマラソンにて日本記録樹立(2.06.16)
2003
  • 油谷繁選手、佐藤敦之選手、尾方剛選手(以上中国電力)、清水康次選手(NTT西日本)と坂本直子選手、松岡理恵選手(以上天満屋)が第9回世界陸上パリ大会のマラソンに出場。 (油谷5位2.09.26、佐藤10位 2.10.38、尾方12位 2.10.39、清水22位 2.13.19、 坂本4位 2.25.25、松岡 途中棄権)
  • 渡辺一秀氏(マツダ)が秩父宮章受章。
2004
  • 中国電力が第48回全日本実業団駅伝大会(100㎞)で初優勝(4.47.03)(前橋市)
  • 坂本直子選手(天満屋)が第23回大阪国際女子マラソンで優勝(2.25.29)。
  • 油谷繁選手(中国電力)と坂本直子選手(天満屋)が第28回アテネオリンピックのマラソンに出場。(油谷5位2.13.11、坂本7位2.25.25)
  • NTT西日本の活動拠点が広島市から大阪市(関西実業団)へ移動。
  • 尾方剛選手(中国電力)が第58回福岡国際マラソンで優勝(2.0910)
2005
  • 尾方剛選手(中国電力)と高岡寿成選手、入船敏選手(以上カネボウ)が第10回世界陸上ヘルシンキ大会の男子マラソンに出場。 (尾方3位 2.11.16、高岡4位 2.11.53、入船20位 2.17.22)
  • 高岡寿成選手(カネボウ)が第26回東京国際マラソンで優勝(2.07.41)
2006
  • 森本友選手(天満屋)がウィーン国際女子マラソンで優勝(2.24.33)。
  • カネボウの活動拠点が防府市から東京都(東日本実業団)へ移動。
2007
  • 中国電力が第51回全日本実業団対抗駅伝大会(100㎞)で2度目の優勝(4.47.02)
  • 尾方剛選手(中国電力)が第11回世界陸上大阪大会男子マラソンで5位入賞(2.17.42)
2008
  • 中村友梨香選手が第9回名古屋女子マラソンで優勝。(2.25.51)
  • 尾方剛選手、佐藤敦之選手(以上中国電力)と中村友梨香選手(天満屋)が第29回北京オリンピックの男女マラソンに出場。 (尾方13位 2.13.26、佐藤76位 2.41.08、中村 13位 2.30.19)
2009
  • 佐藤敦之選手が第12回世界陸上ベルリン大会男子マラソンで6位入賞。(2.12.05)
    中村友梨香選手(天満屋)が5000m(12位 15.13.01)と10000m(7位31.14.39)に出場。
2010
  • 天満屋が第30回全日本実業団対抗女子駅伝大会で初優勝。(2.14.35)
  • 神田眞樹氏(マツダ)が秩父宮章受章。
2012
  • 重友梨佐選手(天満屋)が、第31回大阪国際女子マラソンで優勝(2.23.23)。
  • 重友梨佐選手(天満屋)が、第30回ロンドンオリンピックに出場。(79位2.40.06)
  • 木村文子選手(エディオン)が、第96回日本陸上競技選手権大会の100mHで13秒25で優勝し、第30回ロンドンオリンピックに出場。(予選1組7着13秒75)
  • ジョセフ ギタウ選手(JFEスチール)が、第66回福岡国際マラソンで優勝(2.06.58)
2016
  • 賀屋健治氏(マツダ)が秩父宮章受賞。
2017
  • 重友梨佐選手(天満屋)が、第36回大阪国際女子マラソンで優勝。(2.24.21)
  • 第16回世界陸上ロンドン大会に木村文子選手(エディオン)が出場し、100mHで準決勝に進出(予選13秒15-2組4着/準決勝13秒29-2組8着)   重友梨佐選手(天満屋)がマラソンに出場した。(27位2.36.03)
2018
  • 第18回アジア競技会(インドネシア)で、北村 夢選手(エディオン)が800m4位入賞(2分03秒88)、石澤ゆかり選手(エディオン)が3000mSCで8位入賞(10分13秒53)した。
2019
  • マラソングランドチャンピオンシップ(東京)で、前田穂南選手(天満屋)が優勝し、2020東京オリンピックマラソン日本代表に内定した。
  • 第17回世界陸上競技選手権大会(カタール)で、谷本観月選手(天満屋)がマラソン7位入賞(2時間39分09秒)、藤井菜々子選手(エディオン)が20Km競歩で7位入賞(1時間 34分50秒)、二岡康平選手がマラソン 37位(2時間19分23秒)、木村文子選手が100mH 予選2組5着(13秒19)と4選手が出場した。
  • 全日本競歩能美大会(石川)で、藤井菜々子選手(エディオン)が優勝し、2020東京オリンピック20km競歩の日本代表に内定した。
2021
  • ワールドアスレティックから発表された個人種目並びにリレー種目の参加資格の確定をより、萩谷楓選手(エディオン)が女子5000mで、木村文子選手が女子100mHで東京オリンピック日本代表に内定した。
  • 2020東京オリンピックに、萩谷楓選手(エディオン)が5000m 予選1組12着(15分04秒95)、木村文子選手(エディオン)が100mH 予選1組7着(13秒25)、藤井菜々子選手(エディオン)が20km競歩 13位(1時間31分55秒)、前田穂南(天満屋)がマラソン 33位(2時間35分28秒)と4選手が出場した。
2022
  • 第18回世界陸上競技選手権大会(オレゴン)で、藤井菜々子選手(エディオン)が20Km競歩で6位入賞(1時間 29分01秒)、萩谷楓選手が5000m 予選1組14着(15分53秒39)と2選手が出場した。

幹事会社歴任

年度 幹事会社 会長 理事長 事務局長
1961.7.17~1968.3 東洋工業 松田 恒次 河村 郷四 難波 貞治
1968.4.01~1972.3 宇部興産 椋梨 実 品田 義雄 松永 緑
1972.4.01~1974.3 三菱自動車水島 笹尾鮮三郎 近藤 栄男 三宅 金一
1974.4.01~1975.3 三菱自動車水島 笹尾鮮三郎 近藤 栄男 田辺あきら
1975.4.01~1978.3 沢田圭一郎
1978.4.01~1979.3 日立造船 福山 登 植野 市郎 光永五十彦
1979.4.01~1980.3 鐘紡 福井 重三 中山 健治 貞永 信義
1980.4.01~1981.3 新日鉄光 平野 奎三 福島 一雄 岩満 康一
1981.4.01~1982.3 新日鉄光 森 朗 福島 一雄 岩満 康一
1982.4.01~1985.3 三菱自動車水島 岡野 進 澤田 耕三 牧野 章
1985.4.01~1988.3 マツダ 正岡 博 宮本 秀一 賀屋 健治
1988.4.01~1990.3 鐘紡 三好 恭司 窪田 知之 貞永 信義
1990.4.01~1991.3 鐘紡 中川 裕文 窪田 知之 貞永 信義
1991.4.01~1994.3 三菱自動車水島 澤田 耕三 難波 英明 本常 治雄
1994.4.01~1996.3 マツダ 渡辺 一秀 宮本 秀一 賀屋 健治
1996.4.01~2006.5 マツダ 渡辺 一秀 神田 眞樹 賀屋 健治
2006.5.12~2007.5 マツダ 神田 眞樹 藤賀 猛 賀屋 健治
2007.5.11~2007.6 マツダ 神田 眞樹 梶原 恒泰 賀屋 健治
2007.6.27~2015.3 マツダ 黒沢 幸治 梶原 恒泰 賀屋 健治
2015.4.01〜2016.5 JFEスチール 吉居 卓也 木島 博正 坂梨  博
2016.5.21〜2017.5 JFEスチール 吉居 卓也 藤井 久敬 坂梨  博
2017.5.20〜2019.5 中国電力 芦谷  茂 石井 浩一 坂梨  博
2019.5.18〜2020.3 天満屋 中居 正志 藤田 明久 坂梨  博
2020.4.01〜2021.5 天満屋 中居 正志 藤田 明久 泉  義隆
2021.5.15〜2021.6 中電工 林 睦博 永原 泰介 泉  義隆
2021.6.24〜2023.5 中電工 大庭 秀明 永原 泰介 泉  義隆
2023.5.20〜 エディオン 岡嶋 正幸 岡本 康裕 泉  義隆

役員

 

2023年度
NO 役 職 氏 名 所 属 日本実業団役職
1 会 長 岡嶋 正幸 エディオン  副会長
2 副会長 滝村 典之 マツダ
3 理事長 岡本 康裕 エディオン  理事
4 顧 問 永原 泰介 中電工
5  〃 藤田 明久 天満屋
6  〃 岩元 亨 JFEスチール
7  〃 笠見 茂男 中国電力
8  〃 小川 金也 ダイソー
9  〃 藤井 靖幸 三菱自動車水島
10  〃 落合 伸一 ホシザキ
11  〃 杉本 満夫 NTT西日本広島支店
12  〃 坂梨  博 前事務局長
13 強化委員長/常任理事 坂口  泰 中国電力 強化委員/理事
14 総務委員長/監事 櫻川 和広 マツダ 総務委員
15 常任理事 武冨  豊 天満屋
16  〃 松長 信也 中電工
17  〃 沢栁 厚志 エディオン 強化委員
18  〃 森  洋之 三菱自動車水島
19  〃 増田 陽一 マツダ
20  〃 矢野 哲 JFEスチール
21  〃 岩本 真弥 ダイソー
22  〃 伊藤 和彦 ホシザキ
23  〃 村重 友昭 旭化成水島
24  〃 二宮 規寿 武田薬品工業
25  〃 角田 和義 出光興産徳山
26  〃 野上 富久男 倉敷化工
27  〃 吉本 勝志 広島市役所
28  〃 梅舎 慎二 東ソー
29 監 事 藤原 巧 エディオン
30  〃 繁村 義孝 マツダ
31 事務局長 泉  義隆 中電工 総務委員

中国実業団陸上競技連盟 事務局

〒730-0855 広島県広島市中区小網町6-12
(株)中電工 人事労務部内
TEL 082-291-7432 / FAX 082-291-7639
E-Mail chujitsu2020@jita-trackfield.jp

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